わが街足立、生まれ育った風景を振り返る『温故知新』

生まれてこの方うん十年、一度も他の街に移り住んだことがないほど土着している私でありますが、子供の頃に遊びまわった、あの頃の、『あの場所、この場所』。大人になると意外に気にかけなくなるもの、もう一度足をはこび、大人になった今の目線でいろいろな、モノや場所を眺めて見ました。

その前に、我が街、『足立区』をざっと紹介して見よう。足立区最大のターミナル駅、『北千住』。町並みは、駅を中心に広がる商店街や住宅地が入り交じった作り。大手スーパー、イトーヨーカドーの事実上の1号店は何を隠そう千住店なのだ。近年、北千住駅西口で再開発が進み、マルイ、東京芸術センター、東京藝術大学千住キャンパスなどが建設された。2000年以降も足立区による誘致活動によって複数の大学（東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学。現在はすべて完成している。）がキャンパスを開設することが決定しており、学都としての色彩も強めつつある。

日比谷線（東京メトロ）直通の、東武スカイツリーラインの小菅駅には、有名な、『小菅拘置所』。駅前再開発が進む西新井駅には、日本最短（1km）の大師線。真言密教開祖、『空海』の建立した、『西新井大師』が地元では有名。その隣、最寄り駅の、『竹ノ塚駅』は、普通列車のみ停車するが、駅周辺は人口密集地であり、駅前が路線バスのターミナルとなっていることから乗降客はこの沿線では一番多い。他にはテレビドラマ、『3年B組金八先生』などのロケ現場の桜中学（足立区立第二中学校）。著名人では、ビートたけし、浅野温子、原田芳雄、夏八木勲、田中好子、木村カエラなど多種多様な人物を輩出する下町情緒あふれる街である。

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